暉峻淑子さんの本 「戦争・暴力の反対語は、平和ではなく対話です」の帯にわくわくしながら読みました いけはしようこ

オススメの本について書いてほしいと依頼がありました。
最近、本が読めていません。少し前に読んだ本ですがとてもオススメなのでこれにしました。ずっとカバンに入れて持ち歩いていたので、水筒のお茶がこぼれてよれよれになりました…(^ ^;)。
以下、原稿です。

暉峻淑子さんの本はいつも視野を開かせてくれます。今回も「戦争・暴力の反対語は、平和ではなく対話です」の帯にわくわくしながら読みました。
日本社会は、対立を避けることに重きがおかれ、自分の考えを言葉にすることにしり込みしがち。自分の生活を小さな関係の世界の中に閉じ込めてしまうと、損か得かの目先のこと、簡単なことには敏感になるが、自分の判断や行為の意味を考えることができなくなる。対話のない社会では、差別が横行し、人々が関係性を失って暴力的な解決に出たり、その反対に思考停止の無関心が当たり前になっていく。開かれた対話の場があることで問題は自分のものになる。対話する社会への努力が、民主主義の空洞化を防ぎ平和をつくり出す。
能力主義による差別、個人主義や政治への無関心の弊害を感じ展望を見出しにくく感じていましたが、この本が問題意識にぴったりかみ合い、対話する社会への努力で道が開けると感じることができました。そのためには、あらゆる場面での努力が必要ですが、とりわけ教育に対話をとりいれることが大きいと思いました。

(池橋陽子 記)

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